一人暮らし部屋(1K、6畳、8畳、10畳)のレイアウト・配置
一人暮らしの部屋でよく聞く悩みは「部屋が狭い」こと。
食べる場所に寝る場所に寛ぐ場所など、生活に必要な機能が小さくまとめられた一人暮らしの部屋では、どうしてもモノがあふれてゴチャゴチャしてしまいがちです。
ここでは、狭い部屋を広く見せる、広く感じさせることを中心に、一人暮らしのための部屋のレイアウトのコツをご紹介します。
一人暮らし部屋のレイアウト・配置 例 / 6畳、8畳、10畳
[ レイアウト図の家具の大きさ ]
ベット : 幅100㎝×奥行200㎝、テーブル : 幅70㎝×奥行50㎝、ソファ : 幅130㎝×奥行70㎝、テレビ台 : 幅80㎝×奥行35㎝
◆ 例1 : 一人暮らし部屋 6畳(約9.9㎡)のレイアウト
このぐらいの広さの部屋でも、居室にベッド、テーブル、また2人掛けの小さめのソファなら置くことがてぎます。
ただ、ソファが大きいとベッドへの移動がしにくくなります。
◆ 例2 : 一人暮らし部屋 6畳(約9.9㎡)のレイアウト
ベッドを横向きにしてみました。
例1よりもベッドへの移動はスムーズになります。
ただ、さらに他の家具を置くと少し窮屈に感じるかもしれません。
◆ 例3 : 一人暮らし部屋 8畳(約13.2㎡)のレイアウト
6畳の部屋に比べると空間にゆとりがうまれます。
テーブルやソファを一回り大きいサイズのものにしたり、机やラックなどの家具の設置も十分可能です。
◆ 例4 : 一人暮らし部屋 8畳(約13.2㎡)のレイアウト
ベッドを縦向きにしてみました。
図の上側にまとまったスペースがうまれています。備え付けのクローゼットがない部屋でも、服を収納する家具を設置するスペースを確保できます。
◆ 例5 : 一人暮らし部屋 10畳(約16.6㎡)のレイアウト
これくらいの広さがあると部屋の中で「就寝スペース」と「くつろぎスペース」に分けて使うことができます。
ベッドとテーブルの間に家具やグリーンを置いて、二つの部屋のように使うこともこともできます。
◆ 例6 : 一人暮らし部屋 10畳(約16.6㎡)のレイアウト
ベッドを横向きにしてみました。6畳の部屋の場合と違って、家具のレイアウトは無数に考えられます。
入口やベランダの位置によって、居心地のいいレイアウトは変わります。「一人暮らし部屋のレイアウトのポイント」も参考にして、素敵な一人暮らし部屋にしてください。
一人暮らし部屋のレイアウト・配置のポイント
居心地のいい部屋づくりの第一歩は、家具のレイアウト。
無計画にレイアウトして「何か違う、落ち着かない」とならないように、レイアウトを考える順番とレイアウトのルールをご紹介します。
1.まずはベッドの置き場所から決める
最初にベッドの置き場所と方向を決めると全体のレイアウトが決まりやすくなります。
A.入口から見て垂直に置く
ベランダの出入りがしやすく、残りのスペースも使いやすい無理のない置き方です。
日当たりのいい場所を全てベッドが占拠してしまうこともなく、窓辺にリラックススペースをつくることもできます。
B.入口から見て並行に置く
ベランダへの出入りをふさぐので少し不便な面がありますが、残りのスペースは使いやすいくなります。
休日、ベッドで過ごしたり、ベッドをソファ代わりに使う場合、日当たりが良い場所で、気持ち良く過ごせると思います。
2.「就寝」と「食事」を意識して家具をレイアウトする
就寝スペースと食事スペースを意識的に離すようにします。
ベッド全体を離すのではなく、枕元が食事中に見えなくするだけでもOKです。
スペースに余裕がある部屋の場合は、ベッドとテーブルの間に家具を置く、スペースに余裕が無い部屋の場合は、枕元にグリーンを置いて目隠しにする。
3.「居場所」をつくる
ぼんやりと好きなように過ごす”一人時間”を豊かにしてくれるのが、くつろぎの空間です。
一人暮らしでは食事スペースと兼用になることが多いと思いますが、一定のスペースを取り、そこはリラックスできるように演出しましょう。
ラグを活用して、居場所を部屋から区切った場所のように演出しましょう。
4.テレビを置く場所を決める
テレビを置く場所は、いつ見るかを考えてから決めましょう。
食事中とベッドならどちらからも見える位置、食後だけならテーブルからだけ見えるように・・。他の家具と高低差が出ないように高さ調整をするとスッキリします。
私の一人暮らし部屋レイアウト
私の一人暮らし部屋(1K、メインルームは洋室約10畳)は下記のようにレイアウトしています。
現在はこのレイアウトに落ち着いていますが、ベッドや机、テレビの位置を何度かレイアウト変更しています。日常の暮らしやすさを考えてのレイアウト変更が多かったですが、時には気分転換の目的でのレイアウト変更も行いました。
< レイアウト変更で思ったこと >
レイアウト変更は一人で行う場合が多いと思います。私も全て一人で行いました。その時思ったことは、「家具は軽いものの方が良い」、「物は少ない方が良い」ということでした。
一人暮らし部屋のレイアウト・配置のNG
1.ベッドが扉、収納などの開口部をふさぐ
扉や収納は完全に開くようにすること。ほんの少し開くすきまから中のものを出し入れするのは、思いのほかストレスになります。
2.部屋の動線を乱す
キッチンと食卓の間やクローゼットと扉の間にベッドがあると、よけて歩かなければならず、部屋の中で動きづらいのでNGです。
3.ベッドを置いた残スペースが使いづらい
ベッド以外の部分は正方形に近づくのが理想です。L字型や凹型のように変形になると他の家具を置くのが難しいので避けましょう。
4.家具の高さがバラバラ
家具の高さや奥行がでこぼこしていると、それだけでゴチャゴチャした印象を生み出すので避けましょう。
5.背の高い家具を部屋の奥に配置する
部屋の入口のドアを開けたとき、ちょうど死角ができます。どうしても背の高い家具を置くときには、その死角に家具をおさめるようにしましょう。
背の高い家具を部屋の奥に配置すると、部屋が狭く感じるようになります。
一人暮らしにおすすめのシンプルな家具・家電
無印良品のシンプルな家具・家電です。
家具・家電のサイズも表示されていますので、部屋のレイアウトを考える際の家具・家電サイズの参考にもなると思います。
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