学生の一人暮らし準備で注意する点
” 住所は親元のまま ” また ” 未成年 ” ということで、各種の手続きで少し面倒なことがあるくらいで、「 学生 (大学生・高校生) 」ということで一人暮らしを実現するためにやらなければいけないことが変わることはありません。
一人暮らしを実現するために「いつから、何を、始めればいいの?」といったことは、【 一人暮らし情報サイト 】の他のページで紹介していますのでそちらを参考にしてください。
ここでは、「 学生の一人暮らし準備で注意する点 」を中心にご紹介します。
学生の一人暮らし 開始前の注意点
◆ 学生一人暮らし / 部屋探しは早めにスタートする!
部屋探しは早い者勝ちです。学生の一人暮らしは時期が重なりますので、学校が決まったら直ぐに部屋探しをスタートしましょう。 一人暮らしの場所が現在の住まいから遠方になる方など、地元の不動産会社さんに訪問することが難しい方の物件情報の収集には、「 賃貸物件検索サイト 」を利用するのが便利だと思います。家賃や駅名、間取りなど、いろいろな条件で部屋を探すことができます。
ちなみに、あるアンケート結果では、首都圏の一人暮らし学生の家賃は5万円~6万円が26.8%と最多で、6万円以下が半数を占めているそうです。一人暮らし開始後の生活費をシミュレーションして、家賃にいくらまでかけられるのか検討してみましょう。( 一人暮らしの生活費 のページも参考に)
◆ 学生一人暮らし / 部屋は防犯面を重視して選ぶ!
空き巣、痴漢、ストーカーなど、危険がいっぱいの世の中になっています。家賃との兼ね合いもありますが、防犯の面を重視して部屋を選びましょう。
- 周辺環境 ・・・ 通学経路の人通り、街灯などを確認しましょう。
- 部屋の階数 ・・・ 基本的には1階よりも2階以上の方が侵入されにくい。
- 鍵 ・・・ オートロック。部屋は二重ロック。
- 管理人さんがいたり、防犯カメラがあるとさらに安心です。
◆ 学生一人暮らし / 銀行口座は親元にいるときにつくる!
銀行口座などの開設には本人確認の書類が必要になります。住所を移さない場合は、引越し前に銀行口座をつくっておいた方がよいと思います。
また、カード払いが便利なこともありますので、クレジットカードも一枚つくっておいた方がよいかもしれません。
◆ 学生一人暮らし / 仕送りの方法を考えておく!
学生の一人暮らしで両親が仕送りをする場合は、「手数料は安くしたい」、「手間を掛けたくない」といったことがあると思います。いくつか方法があるかと思いますが、同じ銀行間の無料振込を使うのも手です。ネットで振り込めば銀行に行く必要もありません。
注意点としては、前項でも書きましたが、引越しを行う前に銀行口座やクレジットカードをつくっておきましょう。
学生の一人暮らし 開始後の注意点
◆ 学生一人暮らし / 生活費用を切り詰める!
一人での学生生活にはたくさんのお金がかかります。親からの仕送りとアルバイトで生活する方がほとんどだと思いますが、生活費用が嵩んでアルバイトに明け暮れることになったら大変です。
生活費の中でウェートが大きい家賃と食費を抑えることを心がけましょう。
- 家賃 ・・・ 部屋の広さや築年数をすこし我慢することも必要です。
- 食費 ・・・ 大変ですが自炊しましょう。アルバイト先が食事付きだと助かりますね。
◆ 学生一人暮らし / 家計簿をつける!
生活費を節約するためには、先ず、大学生活で「お金をどれくらい、何に、使っているのか」を知る必要がありますので、家計簿をつけてみましょう。
家計簿と聞くと、めんどくさいイメージがありますが、手間を掛けずに行うこともできます。
家計簿の簡単なつけ方のページを参考に家計簿をつけることを検討してみてください。
◆ 学生一人暮らし / 夜間のアルバイトはおすすめできない!
学生にあまりお勧めしないアルバイトが夜間の飲食店です。
特に、居酒屋などでアルバイトをする大学生が多くいますが、やめておいた方がよいと思います。確かに、サークルなどに所属していると夜間しか時間をさけない、深夜になると自給もかなりよくなり効率よく稼げるケースもあると思います。しかし、夜間のアルバイトをしていると睡眠時間がどうしても削られてしまうため健康面、学習面へ大きな影響を与えてしまいかねません。下手すれば昼夜逆転の生活にも陥りかねず、気づいたら長期間授業を休んでいたということも起こりうります。大学生の本分は勉学に励むこと。一人暮らしの場合は特に、毎日朝起きて夜寝るという規則正しい生活を送ることが大切です。アルバイトは学生生活に支障の出ない範囲で励みましょう。
◆ 学生一人暮らし / 一ヶ月の生活費
全国大学生活協同組合連合会の2015年の調査データをご紹介します。
(※いろいろな学生さんがいますので、あくまでも参考に・・・)
【 収入 】は、仕送り71,440円+奨学金23,270円+アルバイト25,320円+その他2,550円で【 122,580円 】だそうです。
【 支出 】は、食費24,760円+住居費53,100円+交通費3,320円+教養娯楽費9,240円+電話代4,100円+日常費5,540円+貯金繰越12,500円+その他5,640円で【 118,200円 】だそうです。
学生の生活費の詳細な調査データは、全国大学生活協同組合連合会のホームページでご確認ください。
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